インフルエンザ予防接種の時期、回数と間隔

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インフルエンザ予防接種の時期、間隔と回数について

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インフルエンザ予防接種の時期

インフルエンザ予防接種は、毎年10月頃から開始する病院が多いようです。
一般的にはワクチン接種1~2週後から抗体が上昇し始め、免疫を獲得するのに
3~4週間かかります。

 

インフルエンザが流行開始時期が1月なので、遅くても12月中旬頃までに
インフルエンザワクチン予防接種を受けることをお勧めします。
早めにかかりつけ病院に予約をしておくと良いでしょう。

 

インフルエンザ予防接種の回数

予防接種の回数、ワクチン接種量は年齢によって下記のようになっています。
1回目のワクチン接種時期に12歳で、2回目の接種時に誕生日が来て13歳に
なっていた場合は、12歳として取り扱います。

 

6カ月以上3歳未満の方   1回0.25mL 2回接種
3歳以上13歳未満の方   1回0.5mL  2回接種
13歳以上の方               1回0.5mL  1回接種

 

2回接種が好ましい方は

インフルエンザ予防接種は、1回接種であると予防効果が64%、2回接種の場合は、
94%とされています。2回接種した方が予防効果は高まります。

 

基礎疾患のある方(気管支ぜんそく、慢性閉塞性肺疾患、心臓病など)、受験生、
仕事を休めない職業に従事している方は、2回接種を検討すると良いでしょう。

 

65歳以上の高齢者の方は、インフルエンザウイルスに伴う肺炎などの合併症を
なるべく防ぎたいので、2回接種をしたほうが確実です。

 

インフルエンザ予防接種の間隔

ワクチン接種の回数が2回の場合、1~4週の間隔で行うことになっています。
最適な予防接種の間隔は4週間です。3週間くらいは間隔をもうけましょう。
予防接種を2回受ける方は、1回目を11月初旬には予定しておきたいです。


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